
大学時代の話になるんですが
入学時約2000人近くの学生のうち、男性はなんと6人。
あとの1994人は女子生徒。そう、つまり
ハーレム
見渡す限り
女性!
女性!!
女性いいいいいい!!!
なんという桃源郷・・・。
しかし、現実はそうではありません。経験した者だけが知っている「ハーレム」の実態を書いていきます。
ちなみにこのころタピオカ飲んでるのは大学でも俺くらいでした。
目次
約2000分の6という驚愕の割合
普通に生活しているとこんなあほな性別割合はあり得ません。
どうしてこうなってしまったのか簡単に説明させていただきますね。
女子大学から共学へ
自分の入学した大学は女子大だったんですね。つまり自分が入学するまでは男性学生はいなかったということです。
そして自分が入学した年に共学になりましたが、すぐに男子学生が入ってくるわけではなく、数人の生徒が入学した中の一人が僕だったということです。
そしたら約2000分の6になってしまいました。
ハーレムは存在する?
さてここから本題です。
ハーレムって存在すると思いますか?女性だらけの中に男一人・・・、想像してみてください。
どんな想像しましたか?さぁ今から現実を語ります笑
自分のスペック
後々になって
「お前がブスだからだろー!」
って聞こえてきそうなので一応言わせてください。
俳優の山田孝之さんとか横顔が竹野内豊に似ていると言われるので自分ではそこまで「顔」は悪いと思ってません。顔はね。
ただですね、身長がちょっと他の方より低めっていうか。
163cmもあるんです
「男」として見られない
うちの大学は学部ごとにクラスがあって、うちのクラスは60人いました。そしてその中に男は2人、これも奇跡ですよ。だって2000人に6人しか男がいないのに60人の中に2人も男がおるんですよ?これって・・・
奇跡だよー!!!(CV 高○千歌 )
そういった極端の割合の中に飛び込んでしまったせいか自分は男として見られてませんでした。
最初のうちは友達も出来るんですが皆さん女性で、それぞれの仲イイ子と喋っているわけで。
そうすると自分は特に話す相手がいないので教室でも隅っこ暮らしが始まります。
そしたらそのうち存在すら認識されなくなり、前から配られたプリントが自分の手前で

先生余りました!

いやおるがなwwwwwwwwwww
そうですね。男としてどころか
人間として存在すら認識されてなかったことが多かったですね。
極端になるとこうなってしまうようです。悲しかったですよ。
常に背水の陣状態
男として見られないと先に書いてしまいましたが、最初からではありません。
入学して1ヶ月で同じクラスの子に告白して無事OKをもらいちゃんと男として見られているときもあったんですよ!!!
しかしこれが後々学生生活に支障をきたすことになります。
嫉妬
近すぎる距離で恋人を作ったのが失敗だったのかもしれません。
学生なんで勉強するじゃないですか?わからないところあるじゃないですか?授業中に友達に聞くじゃないですか?でも周りは女性ばっかりなので必然的に女性のクラスメイトに聞くじゃないですか?ちょっと楽しそうになっちゃうじゃないですか?
|д゚)
常にこんな感じで目線がありました。わからんでもないんですけどね。
確かに今書いているこの時は状況的に倦怠期ってこともあったんですけど、すぐにメールが来て

ちょっと距離置きたい

どういうことなの・・・
嫉妬が炸裂してたんだと思います。皆さんも同じクラスに彼女がいたらこうならないように気を付けましょう。
しかし地獄はこれだけに留まりません。
破局後
当然こうなってしまっては関係を修復できず破局へと一直線になるわけですが、そのあとの方がきつかった。
彼女の方は僕とこういうことがあって別れることになったと友達に言います。
先にも言ったように、自分はほかの人たちとあまりコミュニケーションを取らなかったこともあって誰にもこの話はしません。
そのままドンドン自分が悪い人間として話が拡がっていき気付いたら・・・。
クラスから総スカンを喰らうことになりました(^◇^)
班編成
実験や実習も講義の科目としてあったのですが、班を編成しての講義だと大概一番初めの時間に

好きな人で班作ってください
と言われます。
私を誘ってくれる人間なんぞ誰もおらず、どうなるかわかりますよね?
毎回最後まで立ったまま誰かが声をかけてくれるのを待っていました・・・。
内緒のプリント
世渡り上手な人間ってーのは大体クラスに一人はいるもんです。

先輩からテストによく出る問題まとめたプリントもらったよ!
そう聞いた子たちは皆そのプリントを回してテストに備えます。ばっちり赤点は免れるわけですが、こう書いてますけどこれは
私の知らないところでの話ですので、そのままテストになりますとね、めっちゃ難しいんですよ。こんなん無理やろって。

赤点何個取るん俺・・・

あんたなんでそんなに赤点あるん?プリントやりゃ楽勝やったやろ。

プププリント・・・?
ここで初めて必勝プリントの存在を知る僕。
一応2人ほどそれなりに喋る子はいたので、その子からプリントを拝借して追試でなんとか単位を取るような感じでした・・・。
生着替え
授業の前に着替えることがあったりしたんですが、自分は隅っこ族なので大体は教室の端っこにいたりします。
隅っこにいる自分も悪かったんだと思うんですけど、自分がいると認識されておらず、たまに自分がいるのに目の前で着替えが始まるときもありました。
めっちゃラッキーじゃないんそれ!?って思うかもしれませんが
自分がいることに気付かずに着替え出すほど認識されてないというショックの方が大きいです。そういうときってやましい心は消え去ります。
言葉を忘れる
もう病気かよってレベルですけど、学校では本当に喋ることがなかったので一日に発する言葉が行き帰りのバスでの
お願いします
と
ありがとうございました
だけがほとんどでした。一人暮らしだったので家でも喋りませんし。恋人も最初の子と別れてからはしばらくいませんでしたし・・・。
恋人が出来なくなる。
これだけ女性に囲まれると、女性の恐ろしい部分も多かれ少なかれ垣間見えてしまいます。
そうすると軽く女性恐怖症になっていくんです。
なので恋人を作る気にもなりませんでした。
さらに女の子と知り合っても自分を紹介するとき、そういった大学に行っているというと
最初は「えーなにそれー!」と反応もいいのですが段々と感づいてきます。

てことは学校行ったら女の子ばっかり・・・?めっちゃチャラいやん。
そんな不純な理由で大学は選んでません。ちゃんとした志をもって入学しました。信じてください。
全く持ってハーレムではないし、それであっても知らない人からすればハーレムに見られるので女性からは距離を置かれるし
全く良い事ありませんでした!!!
もう卒業して数年経ちますが、大学のクラスメイトの連絡先は一人も知りません笑
こんなことってあるんだろうか・・・。あれってことは絶対同窓会呼ばれなくね?
クラスの集まりに呼ばれない
当時の様子です

今日はクラスみんなでちょっと早めの忘年会!みんな楽しく飲んでまーす♪(mixi)

かんぱーい♪(グラスを持って乾杯しているクラスメイトの画像mixi)

クラスみんな・・・??(家でmixiを閲覧中)
ただの陰キャじゃねーかって書きながら思いました。
終わりに
いかがでしたでしょうか。皆さんの幻想を無事にぶち壊すことは出来ましたでしょうか?
まぁこれ言っちゃうとキリがないんですが、自分のように最初につまづかなければここまでにはなってなかったかもしれません。実際に他学部の残りの男子はそれなりに楽しそうにやっていましたし。僕には無理でしたけど。
というわけでハーレムなんて存在しないから皆さん安心して寝てくださいね!!!ばいばい!
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