世の中には色んな理由で恋人と別れる人がいますよね。
性格の不一致・価値観の違い・体の相性。
そんな中わたしは過去に
ピーチティーが原因で破局いたしました。
もし当時の自分になにかしてやれるなら
殴って蹴って脅してでも止めると思いますが。
下らないこだわりが原因で別れた当時のお話にお付き合いください・・・。
大学時代
遡ること約10年前・・・僕の大学時代の話です。
てか大学がもう10年前なのかよと驚愕しております。
大学入学時に彼女がいなかった僕は、これから始まる女子大学でのハーレムライフに思いを馳せる。
入学数週間で・・・
40人ほどのクラスにひときわ自分好みの子がいました。
しかしながら連絡先を聞こうにも、常に誰かと一緒にいるため中々タイミングが合いません。
唯一一人のタイミングと言えば登校時・・・。
しかし何時に来るのかわからないしどこから来るかもわからない。
そこで僕は1限の教室の前で待ち伏せを企てます。
そしてその時は来っっっっ!!
※彼女はYとします

あっ・・・おはよう!
あっ小林製薬

えっ!おはよう!
そりゃいつも自分からわざわざ挨拶なんてしないのに不自然だったと思います。

どうしたの?

いやっなんでもないというか!

なんでもないのになんでこんなところにいるの?
マジレスは一番きついです!!!!!!!!!!
今思えばね、多分魂胆見え見えだったんだと思いますよ。
咄嗟にして的確過ぎる突っ込み。
そりゃそうですよね、なんでもないのに何で何もない教室の前にいるの?ってなります。

いやー実はそのー!あのー!連絡先を教えて欲しいなーって思って!

もしかして私に連絡先聞いてくれるためにここで待っててくれたの?
その通り!!!!
そしてこれは!!!
アタックチャーンス!!!!

そう!そのため!だからメアド教えて!

そのために待ってたかぁ・・・なら仕方ないな!教えてあげる!
こんなにうまく行っていいのか・・・
そしてこれを読んでくれている若い衆諸君。
10年前はメールが主流だったんだぞ
そんなこんなで僕は入学数週間でYの連絡先を入手することに成功します。
連絡先交換後
連絡先を交換出来たあとは毎日連絡を取りました。
今日の授業わけわからなかったね・・・なんて他愛もない内容でも僕にとっては一つ一つが大事なメール。
初めてハートが付いたメールが来たときは保護したりしてました。
あまーい!!
しかし毎回メールだけでは物足りず、当時は通話し放題のプランなどないため、長電話はもっての外・・・。
そうなれば手段は一つしかありません。会って話すのです!!

いやー電話だとお金かかっちゃうし・・・今晩会いに行っちゃだめかな?

全然いいよ!良いけど!まだ付き合ってもないし家の中は入らせないぞー!
いちいちかわいかったんですね・・・。
それからというもの、僕は愛車のオレンジ色の原チャに跨って毎晩のようにYのアパートに行ってお喋りをしました。
あの子の笑顔が見たくて、あの子のことが知りたくて、電話じゃ物足りなくて、足を運んだ。
雨が降る夜、いつもと変わらぬメールではあったがいつまでもこのままだらだらしたくはないと思った僕は思いを打ち明けることにした。

ちょっと言いたいことがあるんだけど今から行って大丈夫?

いいけどめっちゃ雨だよ!?

今言いたいし大丈夫!雨も滴るなんたらだから!
悪天候の中、原付に跨り現れた僕はびしょびしょ。

急にどうしたのん!?風邪ひくよ!?

実は・・・気付いてるかもしれないけど俺Yのことが好きなんだよね!付き合ってほしい!!!
僕は結構保険を掛けるタイプなので、9割いけると思えるまでは告白しません。
なのに何故か沢山振られた経験があります。

私で大丈夫?

Yがいいの!
思っていたより簡単に彼女が出来ます。
これがなにより最大の誤算でありました。
簡単に彼女が出来ると錯覚してしまったのです・・・。
彼女のスペック
当時の彼女のスペックです
身 長・・・150前半
体 重・・・わからないが痩せ型
バスト・・・
Eカップ!!!!
○○○○星人の僕にEカップ・・・。
☆最THE高☆
ちなみに顔も自分の好みで申し分ありませんでした。
交際後
交際後と言うもの、もう家に入れてもらえない理由はなくなったので毎日おうちでお話しが出来ました。
1年生のしかも前期だったので授業も1限から5限までなことが多く、遊びに行っても数時間が関の山。至って健全なおうちデートの毎日でした。
そんな幸せな日々が続いたある日・・・
あの事件が起こってしまう
ピーチティー事件
Yは料理が得意だった。正直何を食べてもおいしいと心の底から言えるレベル。外食でお金払うのがあほ臭いほどの。
その日もいつものように食事を振る舞ってもらうべく、Yのおうちへ。
今日の食事は味噌汁に焼き魚、そして
肉じゃが
流石わかってますよね。
男なんて胃袋とちn・・・
おっといかん危ない危ない・・・
男なんて胃袋を握ってしまえばこちらの物って知っていたのでしょう!
いつもの安定感!味噌汁!肉じゃが!箸が進み!喉が渇きます!!!
俺はコップを手に取りお茶を一口!
ゴクリ!
!?
何かがおかしい!なんだこの味は!?
何故お茶が!
甘いのか!
あまーい!

なにこれ!?!?!?

んん!?ピーチティーだよ?
ピーチティ
わかりますか。
ごはん
味噌汁
焼き魚
肉じゃが
ピーチティ
いかんでしょ。
いやね。心の狭い事言ってるのはわかるんです。ちなみに今の自分が客観的にこれを見ると
なにがダメなの?
って思うんです。当時の自分は己にうぬぼれているところもあったと思います。
何故か最上級の食事にピーチティーが出現したことが理解できず、急に冷めてしまいました。
そしてそれが原因というわけではないのですが、徐々にぎくしゃくし始め破局に至る・・・。
こだわりは災いの元
皆さんも色々なこだわりがあるとは思いますが
こだわりは災いの元です
経験上このこだわりで得したことは一切ございません。あるなら教えてくれって感じ。
このみょうちくりんなこだわりさえなければまた少し未来は変わっていたのかもしれません。
今の環境に後悔は一切ないし、むしろ幸せなのですが、あのときピーチティーが出てこなかったら人生どうなっていたのかも気になってしまいますね。
良いですかみなさん。
こだわりはクソ
お付き合いいただきまして、ありがとうございました・・・。それでは!
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